子どもたちを巡るゲーム事情
前回は、勉強に対する意欲をいかに高めていくかを家庭内での声かけに焦点を当てて考えてきました。
今回は、そもそもなぜ子どもたちはゲームに夢中になるのかという点について、考えていきたいと思います。 合わせて、私たち大人世代のゲームと、今の子どもたち世代のゲームの構造の変化についても含めて考えていきたいと思いますので、皆さまの思い出の作品を頭に浮かべてお読みいただけたら幸いです。
1.オンラインによるリアルタイムの臨場感溢れるゲーム スプラトゥーンやフォートナイト あたりが子どもたちのなかでは会話でよく耳にします。
私もプレイしていましたが、スプラトゥーンはインクを塗りまくる爽快感が楽しくて仕方がない!
フォートナイト はとにかくフィールドが広くて、自由に動けるのが魅力です。
しかしながら、ゲーム内で死ぬことや生きかえることが「キル」「リスポーン」というシンプルなワードに集約されています。 ゲーム内では死んでも何回も蘇る。 死を扱うゲームというのは、教育的意味を含んでいるとすら私は思います。 現実での命はリセットできないこと、現実で命を奪うこと及び他者を傷つけてはいけないことをしっかりと伝えることも親、大人の義務だと思います。 ゲームと現実を区別しながら、ゲームを楽しむ! ゲームを通して学べることをたくさん吸収していけたら良いですよね!
2.スマホゲーム、いわゆるソシャゲ 基本プレイ無料で一部有料のアイテムを購入できるゲーム。 パズドラやモンストとか 有名なYouTuberが攻略動画を出して、攻略動画を参考にしながら自分でクリアしていくなど、無課金でも情報を収集し、根気で粘り強くプレイしたら課金ユーザーに無課金プレイで勝てるなど、様々な遊び方で楽しめます。 ソシャゲは課金さえしなければ、限られたアイテムをどのように運用するかなど計画を練ってプレイする、ある意味頭を使って遊ぶことを要求されます。このように自分のゲーム内で、資産の運用管理することは現実の世界でも活かすことができる能力になり得るでしょう。
さて、1.と2.で取り扱ったゲームですが、共通点があります。 終わりが無いんです。 ボスと戦い、感動のエンディングを迎える。読者の皆様が想像するゲームってだいたいそんなゲームですよね?
私はメダロットが好きでした。 メダロット4がお気に入りです。もうすぐSwitchで追体験できるので楽しみです。。。
そう、終わりなきゲームにそれぞれがどう終わりを迎えるかということは考えさせられるテーマだと思うんですよ。 終わりがないからやめられない。
だったら、終わり≒目標を自分で定めたら良いじゃない。ということを次回は考えていきましょう!