オンラインカウンセリングmelt(メルト)にカウンセラーとして登録した話
この記事の序文はこちら、 noteにて綴っています。
心理士レインという名でYoutubeの動画投稿をし、note・はてなブログにて心理学やエンタメに関する記事を自由に発信してきた僕ですがこの度オンラインカウンセリングのマッチングサービス「melt」に登録させて頂きました。まずはカウンセリング、さらに厳密に言うと人に相談する、ということについて考えていきたいと思います。
1.お金を払ってカウンセリングするのってどうなの?効果あるの?
このような疑問は、当然カウンセリングを受けたことのない方なら当然浮かんでくるかと思います。わかります!僕もカウンセリングを受けるよりもソシャゲに課金してガチャを引くかと思います(なお爆死しキレ散らかす模様)ガチャに関する記事は本記事下部の参考記事よりご覧ください!
冗談はさておき、カウンセリング(≒心理療法)というものに果たしてどのような効果があるのか?これは一般的に疑問に思われるのは当然のことだと思いますし、ましてよくわからないそれにお金を払うということもこのコロナ禍の不景気な中ではためらっても当然でしょう。
僕自身このmeltでは初回2000円、2回目以降30分3000円という金額を設定しています。
この額を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれかと思います。僕はこれでも高いと感じますが、それでもさらに下げていくと業界自体の価格競争が加速し個人開業のカウンセラーさんが食べていくことができなくなっていくためギリギリのラインで価格を設定しています。
そのような背景もあり、オンラインカウンセリングは一定のお金がかかってしまいます。
この問題点として、お金も払えないほど生活が困窮した状況でこの金銭的な理由によってカウンセリングを諦めてしまうことです。または学生さんにとってもカウンセリングにお金を払うことってお小遣いの中だと大変だったりしますし、そういった金銭的な問題で自身の悩みを誰にも相談できないという状況は非常に心苦しいです。結果的に誰にも相談できず命を絶ってしまうということだってあるでしょう。
こういった事態は私たち、心理職が何よりも危機意識を感じていることです。このような最悪の事態に陥ることのないよう、未然に防いでいくことができるよう心の健康に関する情報の発信や、困ったときの相談窓口を周知していくことは大切なことだと思っています。
まずは、お金を払ってカウンセリングを受けることに抵抗のある方・困難な方は無料で相談ができる身近な相談機関に足を運ぶということを強くお勧めします(しかし、相談機関に心理の専門職が常駐しているとは限りません)
学校での悩みであれば学校に配置されるスクールカウンセラー、家庭でのDVの困りであれば配偶者暴力相談支援センター、子育てに関する悩みであれば地域の子育て支援センターなど様々な場所で相談することができます。また、大学に併設されている相談センターについても研究機関ということもあり比較的安価で相談を受けることもできます。
こういった地域の相談先・相談機関を利用し、それでもうまく解決できなかったもしくは期待していたものと違ったという際はぜひこのまま記事を読み進めて頂きたいと思います。
2.オンラインカウンセリングの利点を考える
このように、知らないだけで実は自分の悩みを相談できる場所は意外とあるということなのですが、実際に足を運ぶのもなかなか勇気がいることだと思います。また、住んでいる地域によってはなかなか近くに相談できる場所がないということもあります。そんな時にオンラインカウンセリングは手軽で便利なのかなと思います。ZoomやSkypeといったサービスを活用したオンラインカウンセリングはどんな空間でも相談室に変えることができます。
もしも、家に家族がいてその状況下で家庭や家族の話を相談することができないという場合は個室のネットカフェやカラオケのような空間で相談するということだって可能です。お互い顔を見せて話すことに抵抗があるならば、音声やチャットのみでカウンセリングを行うことができるというのも利点かと思います。
このように、相談者側のニーズに沿ってカウンセリングを行っていける点については安心できるし便利なものなのかなと思っています。
3.メルトにみる、オンラインカウンセリングの可能性
カウンセリングのマッチングサービス「melt」には僕以外に素敵なカウンセラーの方々が多く登録されています。
そこでマッチングサービスという利点をしっかりと活かしてもらいたいと思います。性別や年齢、相談内容、さらには対応できる時間帯で細かくあなたに合ったカウンセラーさんを見つけることができますし、登録には臨床心理士の資格が必須ということもあり専門性という点で安心できます。
meltでは今後も登録カウンセラーを募集していくとのことなので、相談者の幅広いニーズに沿ったカウンセラーとマッチングすることのできるサービスになっていくことが期待できるでしょう。
4.まとめ
相談する、ということは人を頼るということで、そこには信じ頼る関係性が生まれます。
金額に見合ったものでなければ損した気分になるでしょうし、期待する言葉が返ってこなければ不快な気持ちにだってなるでしょう。臨床心理士によるカウンセリングに特化したメルトでは、その点は安心できるかと思います。
もしも、これまでに勇気を出して誰かを頼ったにも関わらず裏切られたことがあるという経験があったとしても、それで誰かを頼るのを止めるのではなくもう1度誰かを頼ってほしい。そういった人にこそ選択肢の中から自分で選び頼るというマッチングは適しているのかなと僕は思い登録に至ったわけです。
僕のカウンセリングは受けなくて良いのだけども、僕ができることや僕の視点で何か変化を促すことができるということもまぁあるとは思うのでブログやYoutubeを見て頂いた上で「ちょっと相談しても良いかな?」と思ってもらえるのであればmeltの方で僕を選んでもらっても良いのかなと思います。
大切なことなので長くお話してきましたが、やはり心理士として世の中の変化を肌で感じていてブログを始めたのが昨年2020年7月。様々な縁あって今に至るわけですが今後とも心理学が好きな犬と心理士レインをよろしくお願いします。
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