映画「はじまりのうた」を観て~現代音楽の表現と新型コロナが音楽シーンに与える影響を考える~
連休も中盤に差し掛かっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
心理学が好きな犬です!
今日は私の大好きな映画をアマゾンプライムで観ていました!
それはこの作品!
ざっくり物語を説明すると、恋人に裏切られたシンガーソングライターグレタが、落ち目の音楽プロデューサーダンに出会い、自分の才能を開花させ、ニューヨークの街中の至る所でゲリラレコーディングを行っていくという物語!!
心理士的な視点でこの作品を観ると、ダンの家族の関係性が非常に観ていて微笑ましく思えました。
夫婦の関係性と、多感な時期の娘の不安定さがダンの音楽プロデューサーとしての才能を発揮していく中で変化してきます。ダンの娘の問題が次第に解決していくプロセスも、家族療法で扱われる家族ホメオスタシス、恒常性の概念で説明できるのではないでしょうか。
音楽というものがもつ魅力というのはそれだけ多くの人の心を突き動かし、生きる糧となるのです。
ダンとグレタの出会いは非常に眩しく、お互いのプレイリストをみせて聴きあうその様子が印象的な作品でした。
この映画のオチが、現代の音楽業界へのアンチテーゼとなっていて爽快でした。
その結末はぜひ、この連休中に皆様もぜひ観てほしいです!
音楽映画だけあって、挿入歌も非常に魅力的な映画なんです!
私も、ギターを弾いてバンドをしていた経験が多少あったこともあり、その頃を思い出す懐かしさが込み上げてくる作品でした。
世の中は新型コロナウイルス感染症の影響で、ライブを中心とした音楽業界は大きな打撃となりましたね。
COVID-19の感染防止の観点から音楽の発信の媒体がインターネット上を中心とすることについては仕方ないとは思いつつも、やはり生の音が恋しいです。
音楽が好きだからこそ、いつかまたライブハウス等でライブが積極的に安心して行われる未来のために、この状況を乗り越えるしかないですね。
今の自分たちにできることは、好きなアーティストの音源を買って支えることしかありません。
最近買った音源といえば前回のブログ記事でも書きました、ラブリーサマーちゃんの3SOLが最高でした。
まだ聴いていない方は、サブスクでも構わないので聴いてみることをお勧めします!!
では、残りの連休も音楽や映画を嗜みつつ、心理学が好きな犬のブログ記事を読んで楽しく過ごしましょう🐶
それでは!!🐶
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