心理学が好きな犬の備忘録

臨床心理士がサブカルチャーから心理学まで好きなことを書いてゆく

子どもに対する声かけと、モチベーション

勉強で結果を出していくことの楽しさや喜びを感じさせていくためにどうしたら良いか

 

やはり、日々の宿題をしっかり積み重ねてテストで良い結果を出すということが基本になりますよね。

でも、その宿題に取り組むまでがひと苦労。ゲームをしたり、きょうだいと戯れたりと誘惑がいっぱい。

 

子どもからしたら、一日学校に行って頑張ったのだから少しくらい息抜きしたいという気持ちもよく分かります。

宿題をする前にゲームをしたり、ゆっくり休んだりする時間はやはり必要で、その時間を確保することもやはり大切でしょう。

しかし、切り替えがなかなかうまくいかず、親子の口論になることもありますよね?笑

 

好きなことから、ちょっとめんどくさい宿題に、いかにスムーズに切り替えを促すか……

「はやくしなさい!」と言われ渋々勉強に取り掛かるよりは、自分から勉強に取り掛かかれる方がお互い気持ちよく過ごせますよね。

 

 

なので、親子で帰宅後スケジュールを組んで子どもが主体的に過ごせる環境を整えるという視点を今回はご紹介したいと思います。

帰宅後の流れと時間を紙に書いて見やすい場所に貼っておきましょう。時間になったら宿題に取り組み、時間内に終えることができれば、ご褒美としてゲームの時間を延長できるというのも良いと思います。

 

最初はゲーム時間延長というご褒美目当てでも構いません。

宿題で、字を丁寧に書いていたら褒めましょう。時間内に終えたら褒めましょう。しっかり解けたら褒めましょう。

間違えたところや、字を雑に書いているところを指摘するのも大事です。しかし、それ以上に褒める箇所を探してあげてください。

褒められて嫌な思いをする人はいませんよね?でも、小学校高学年くらいになると褒め方もあっさりな感じにした方が良いかもしれません!

 

 

褒められながら、次はもっと褒めてもらおうと頑張る、親子のコミュニケーションを通してだんだんと勉強に関心を向けていけたら良いですよね!